「ホックボタンなんて種類なんてあるの〜?」と思いがちですがこれがなかなかどうして奥が深い。
種類はNO1、NO2、NO5、8050の4種類あります。
通常ホックボタンの特徴としては
1 頻繁に目にして一般的
2 軽く外れる
という点があります。4種類のサイズの違いは大きさの違いです。それぞれごとに専用打棒を購入しなければなりません。
打ち方ですが、難しいものではありません。
穴をあけて打ち台にホックをセット、革をはさんで相方のホックを合体、打ち棒で打つ、のみですが、コツがいくつか。
注意点1つ目はあける穴。雄パーツの穴は2.5〜3mm程度の穴でok。問題はバネ部分。
これを入れる穴は2.5〜3mm程度では小さすぎます。
下記のようにバネのぽっち部分が入る大きさが必要です。
NO1ホックでしたら4mm〜5mm程度の穴をお勧めします。
注意点2つ目は打つ力の強さ。ばね部分はガンガン!と叩きすぎるとバネがぺったりとつぶれます。
上記写真はつぶれた写真です。
こっちの上記写真は成功例です。ぺったりとつぶれたバネは効きが悪くなりますね。ここらは10回ほど意識しつつ打ち込めば感覚がつかめると思います。
さて、こっからが個別の紹介です。
値段は下記ショップリンクをご参照ください。
NO1ホック。色はニッケルシルバー、アンティークゴールド、本金、真鍮、赤サビの5種類。
頭径が9.6mm、バネ径が10mm。一番小さいホックです。
推奨ポンチは2.5mm〜3mmと4〜5mmポンチです。
さらにNO1ホックには隠し頭もあります。
「頭部分を表に出しません!薄ければ薄いほどいいんです!」という場合には上記パーツを使います。ハンシャ、という名前を使っていますね。価格は同じです。
NO1ホック
頭外径:9.6mm バネ外径:10mm
推奨ポンチ:2.5mm〜3.0mm、4〜5mm
メッキ:ニッケルシルバー(Ni)、アンティークゴールド(Ag)、本金、真鍮、赤サビ
隠し頭あり
NO2ホック
NO2ホックはぢつはNO1ホックと同じものです。頭のサイズだけが違います。「小さなホック欲しいけど、NO1では頭が小さいなぁ」というときだけ使います。そのため足パーツ、バネパーツはNO1と同じです。頭パーツだけが違います。
NO2ホック
頭外径:11.6mm バネ外径:10mm
推奨ポンチ:2.5mm〜3.0mm、4〜5mm
メッキ:Ni,Ag、赤サビ、赤茶
隠し頭あり
NO5ホック
NO5はホックボタンの中でも一番多様されています。そのためメッキの種類も一番多いですね。
NO5ホック
頭外径:12.1mm バネ外径:12mm
推奨ポンチ:2.5mm〜3.0mm、5.0〜5.5mm
メッキ:Ni、Ag、本金、真鍮、赤サビ、黒、赤茶
隠し頭あり
8050
で、とりを勤めるのがこの8050.これがでかい!ホック頭、バネのサイズが根本的にでかいです。
8050
頭外径:15.1mm バネ外径:15.7mm
推奨ポンチ:3.5mm〜4.0mm、7.0〜7.5mm
メッキ:Ni、Ag
隠し頭なし
ホックはこれ以外にもジャンパードットホックや小ドットホック、アイレットホックなどありますがそれらもまた紹介しますね。
ネットショップ:ホック>ホックボタンに各種追加