施したほうが良いでしょうか?」という質問がきましたのでその回答を。
元から染料仕上げの革の場合はそれほど気にしなくても大丈夫です。普通に使っている分には問題ない、はずです。
まぁ、土砂降りの雨の中、染料仕上げ革がぬれたら色落ちはありえますねぇ。それはもうどうしようもないですし、そういう場合は顔料仕上げのクローム革使って下さい、としかいいようないです。
で、問題は「自分で染めた革」の場合です。カービングなど行った後ですね。
この場合はレザーコートをお勧めしています。つやありがいやでしたらレザーコートマットもありますし。
その上でレザースプレーまで塗ったら完璧です。
ん?レザーバインダーってそもそも何使うんだっけ?レザーコートと違うんだっけ????
困ったときは発売者に聞いてみよう!
「レザーバインダーってどう使うの?説明にはラッカー系の下塗り剤とあるけど、どの品がラッカー系を指すの?」
「ラッカー系の品、、、レザースプレーやレザーコートですね。それかラッカー顔料のスプレーなどがそうです。これらはホームセンターなどで売っていますね」
「ん?レザースプレーやレザーコート塗っただけで表面コーティングになるんちゃうの?」
「レザースプレーやレザーコート塗っただけでもOKですが、レザーバインダー塗ってからのほうが食いつきがよくなります。染料や顔料でカービングを仕上げた!>レザーコート>レザースプレーでもOKですが、染料や顔料でカービングを仕上げた!>レザーバインダー>レザーコート>レザースプレーのほうがよりbetterです」
「レザーバインダーを必ず塗らなきゃいけない、というわけじゃないのね?」
「そうです。ただ、ラッカー系スプレーや塗料の場合は普通に革に塗って曲げるとパキパキひび割れる可能性大ですのでレザーバインダー塗ったほうが無難ですね」
とのことでした。
「レザーバインダー塗ったからひび割れない、というわけではないですし、革によっては表面の表情変わることもありますので目立たないところで試してから行ってくださいね!」
ですって
オイルは最後でも問題ないんでしょうか?
今日昼間に同じ質問されたのですが同じ方ですかな??
この質問ですが販売元のクラフト社に訪ねました。
「染色してオイルを入れると色の明度彩度が落ちます。でもオイルは入りやすいです。その上にコートをかけますね。
染色してコートをかけてオイルを入れると明度彩度は落ちませんがオイルが多少入りづらくなります。
オイル入れて染色、ってのはやってはいけませんよ(・∀・)/」
とのことでした。
裏技としてはコートをかけたあとで裏から入れる、という手法もありますわ。
昼間の方とは別人でありますね。同じ質問とは奇遇です。
もう1つだけ質問良いでしょうか…?
水性染料で床面まで染めた場合、床面にもレザーバインダー、レザーコートを施す必要があるんでしょうか?
えっ!ほんとに別人の方でしたか!なんたる奇遇!^^;
床まで染めた場合はバインダーは必要ないと思いますがコートをしておかないと色落ちが怖いですね。たとえばベルトやブレスレットなど肌や汗をかいた布に接するものはコートをしておかないと危険ですよ。
また何かありましたらお気軽にお尋ねくださいな
参考になりました!ありがとうございました。
バインダー&コートの使用方法、参考になりました。
・・ちょっと教えてください。
キーホルダーの制作にあたり、床とコバを黒に染めましたが手触りがイマイチ。
順番は
床&コバをトコノールで磨き→黒染め→レザーコート。
この順番でよろしいのでしょうか?
(もしかしたら染めの後に磨き?)
よろしくお願いいたします。
1 コバ、床どちらの手触りがいまいちでしょうか?
工程の問題もありますが、それ以上に革の部位の問題もあります。腹部分を使うとなにをしようが手触りはいまいちになります。
使用している革はタンニン革ですよね?
2
床&コバをトコノールで磨き→黒染め→レザーコート。
この順番でよろしいのでしょうか?
この手順でokですが、この方法だとある程度の限界があります。
目止め液を使うとかなりマシになるのですが工程紹介がちょっと大変なのでまたblogなりで書きますわ。
しばしおまちください。(具体的には1週間!来週月曜までには頑張って書きます!)