このJLIAの会議室から定点観測カメラをおいて毎日1枚ずつ写真とってそれを
HPにあげていたらこの1年でアクセス数は1日5000人くらいいったんじゃないの?
レコロが1年前に発売されていたらこっそりとここに置いておいたよ、あたしゃ。。

と愚痴りたくなるほど絶景ですな、JLIAビルからの眺めは。。
「隅田川花火大会もよく見えるそうなんですよ〜見たことないですけど」
なんでまた?
「当日はこのビルは立ち入り禁止なんですよ」
あぁ、なるほどなぁ、、、それは正解だ

11月21日月曜日 14時
『革育』実行委員会の集まりに行ってきました。
出席者の肩書きが代表取締役、という方々がタクサンタクサン並んでいる会議の中で
「営業」とだけ書かれているワタシは何の罰ゲームだろう、と時々悩みます
革育
革育はJLIAが進めている遠大なプロジェクトです。
※ 『革育(かわいく)』とは、
実際に革に触れ、革製品づくりを体験できる機会(ワークショップや出前授業など)を提供することで、本物の革の良さ、革に対する正しい知識、革製品づくりの楽しさ、などを知ってもらい、将来、「消費者」として、「生産者」として皮革産業とかかわることになるこども達に皮革文化を育んでもらう、ことを目的としています。
まぁ、未来の人材に投資出来ない社会・組織は刹那的で滅ぶよ、という話です。
実際なにするの?
この一貫として既に幾つかの試みが行われています。
・『革育』ワークショップ
・広がる革育 東京・墨田区「次世代ものづくり人材育成」中学校産業授業レポート
・子供向けの革説明HP解説
この会議も3回目を迎え毎回出席しています。
正直最初は「お偉方のシャンシャン会議かな〜」と思っていたのですが、
毎回毎回課題や議論が出され、それにたいして対策や次回目標などがキチンと設定されていきます。
実行会社さんが出された議論や課題に対して解答や目標を定めてくださるのを見るたびに
「あぁ、餅は餅屋だ、、」と思い知らされます。
今後なにをするのか
上記のワークショップは当店が行い、中学校での授業はこの会議の他の出席会社さんが
行いました。
今後はこのようなJLIAのお墨付きのワークショップや学校での革説明を増やしたい、という
流れにはなっています。
ただ、実際にそのワークショップや学校での説明を行う人材が今後の課題となっています。
極端な話、「フェニックスさん、北海道と鹿児島の学校でワークショップと革の説明してよ」と
言われたらもらうものさえいただけるなら喜んでいきます。
でもそれではいつか限度がきます。
一番望ましいのは各都道府県にそういう依頼が来たときに動ける人材を作る。
さらに先を言うなら、そういう依頼を自分で取ってこれる人材を作る。
大変な計画だとは思いますが、これを今やっておかないと20年後には
日本産の革、革製品、それにまつわる会社が潰れないとも限りません。
その未来に対する対抗策がこの革育であり、JAPAN LEATHER AWARDなわけで。
革育に関しては今後もちょこちょこと報告していきます。