初日木曜は16時から18時、2日目金曜は10時〜18時。木金と平日開催ということで
集客に不安を感じていましたがほどほどに人が来てくれました。
色々と面白い内容のイベントだったので出来れば土日にきちんとすればいいのになぁ。。
さて。
毎度おなじみの携帯ストラップのワークショップですが、今までは
「3歳児から80歳まで今まで体験しましたよ〜」と言っていたのですが、
その最高年齢が更新されました。
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今日のblogでは皆さんが作った品を紹介してみます。

「兄ちゃん、なんぼ?」
500円ですよ〜
80歳でもできますよ〜
「そうか、それじゃ革細工も興味あったからやってみるか」
ということでとてかんとしてもらいましたが、、やけに木槌の打ち方が手馴れている。
爺さん、あなた何か作ってきた人やね?なにしてたん?
「儂は今までミシン踏んできたんや。これも儂の作ったものだが、、」
ほぅ、革でポーチ作っているがやけに丁寧だけど、漉きがかかっていないな。
爺さま、慣れているのは布モノやな?
「そうや〜。それで数十年や。
今度革細工やろうと思っていたからちょうどええわ」
それじゃまた店に来なはれ、と話をしているとわかったことがいくつか。
・年齢85歳
・使っている携帯はエクスペリア、IPODでスピードラーニングを聞いている
・最近は笙(ショウ=和楽器のひとつ)を習っている
おいおい、元気だな、じいさま。なんで英会話やねん?
「孫が米国に住んでいるから向こうに行った時に話がしたいからな」
ソウデスカ、、、もう偉大な先輩には何もイエマセン、、
じいさまが作ったストラップがこれ。


1928,ってのはもしかしなくても生年ですな
ほんとに85歳でした。。。

↑ちなみに、、、
写真であるように石版を2枚重ねてその上にゴム板を引いてワークショップをしています。
これは石版を積み、厚みを出すことで反作用の力を強くしているためです。
叩くことで反発力が強く帰ってくる=それだけカシメや穴あけがやりやすくなる、というわけです。
会場では会議机を使っています。このように軽い机の場合はなおさら石版を引いて重くする。
さらに使用するのは毎度おなじみの木槌です。
木槌のほうが絶対に打ちやすく、また騒音対策にもなります。
ゴムハンマーのほうが音は少ないのですが、その分だけ力のロスが多くなります。
木槌で1回で済むところがゴムハンマーだと3回ほど叩かないと綺麗に作業ができません。
3回叩くとそれだけ鈍い音と振動が響きますので結果的には木槌のほうが騒音対策になる、と思います。
まぁ、この考えも土台となる机がどれだけ頑丈か、床がどれだけしっかりしているか、などの
要因が絡みますので一概には言えませんが。。
こういうことの積み重ねた上での道具選別や、この会場でのワークショップになります。
伊達に毎回毎回何かしらの失敗はしてませんから!orz
他の方が作ったストラップはこちら。
表と裏面両方を撮っています。








あえてパーツをつけずシンプルに仕上げるのも粋ですねぇ