
こんにちは、よしかわです。
先日、チラッとだけお知らせした、
デュプイ社のライニング。
画像が用意できたので、
満を持して紹介したいと思います。
ちなみに、
ライニングとは、裏用の革ということです。
今回のライニングは、
主に靴の裏地用として仕立てられている革です。

色は、この1色のみ。
キャメルっぽい色味ですね。
大きさは、220DS前後。
デュプイのアニローと同じぐらいですね。

厚みは、1.2mm前後。

キメが細かく、上品な仕上がり。
「さすがデュプイ!」といったところでしょうか。
(先入観が強すぎかもしれません…)
ややマットで、吟先にほどよい張りがあり、吸湿性に定評のあるこの革・・・
まだはっきり分かっていませんが、ゆっくりエイジングするとのことです。
吟先の張り感といい、吸湿性のよさといい、
ややタンニンが入っているのではないかと推測しています。
(ウラが取れてなくてスミマセン。。。)

端っこの方も撮ってみました。

巻紙も撮ってみました。
商品名:ライニング
製 造:Tanneries du Puy(仏 デュプイ社)
なめし:コンビなめし(?)
厚 み:1.2mm前後
大きさ:220DS前後
DS単価:¥115(税込)
ライニングなのにDS/¥115は高いですねぇ。
靴を作る人の傾向として、
ライニングにこだわる方が少なくないようで、
「いいライニングがなくて困ってるんです〜」
という声をよく聞きます。
靴は鞄や小物と違って、人体を包むもので、
“履き心地”や“足入れ”を考えないといけません。
だからこそいいライニングを探すことになるのでしょう。
このライニングがお眼鏡に適えばいいのですが…。
ただ、この革を一目見て思ったんですが、
この革を鞄の表地に使っても面白そう!