ロハスフェスタに行ったら雷雨にあってしまったので
そばにあった民族学博物館に逃げ込んで革の勉強をしていました。
このblogでは民族学博物館で見られる革の資料をちょろりと紹介してみましょう。
関西で幼少期を過ごしたことがあるならば誰もが一度は訪れたと思える万博公園の隣にに
民族学博物館(以下みんぱく)はあります。関西に住んでいたら遠足で一度くらい行ったことあると思うんだが、、なかった??
みんぱくは世界各国から購入した郷土資料と映像資料が見放題、かつ個人的利用なら
撮影し放題、という素晴らしい博物館です。
個人的には関西に住んでいてよかったと思える点の一つだと主張できるくらい好きな場所です。
8月18日に行われたロハスフェスタが豪雨雷雨のため急いで逃げたのがこの場所でした。
バイク乗りですのでしばらく雨宿りです。
まさかこれだけ天気のいいロハスフェスタが、、
こんな曇天から雷雨になるとはねぇ。。
みんぱくは7年ほど前まで個人的にちょくちょくと訪れていたのですが、革に携わってからははじめての来館です。
個人的には関西にすんでいるもの作りやアート、造形が趣味・仕事の人なら見に行って損のない場所のひとつだと思います。
今回のblogではこのみんぱくで見ることができる革関係の資料をちょいとだけ紹介してみましょう。
●みんぱくで見る映像資料から革関係をつらつらと
●番組名「世界最大の迷路 フュズ」
モロッコのフェズは15万人都市ながら世界遺産に指定されています。
その特徴は迷路のような都市設計。車も走れないような入り組んだ、かつ細い道だけで構成されています。
で、この都市紹介の中で「皮なめし工房」というのがあったのでそれを紹介。
これが皮なめし工房で蜂の巣のような一マスひとマスが染料が入っているそうな。
見ていると厳密にはこれは染色工房。
おそらく編集の知識不足か、なめし工房に併設されているかのどっちかでしょうな。
ダメ元でgoogle検索したらとてもいい映像資料が。
私がみんぱくで見たのと同じ風景を写している映像がyoutubeにあがっています。
下記の動画だと小さめながらもドラムを使っている風景も見ることができます。
こちらのモロッコの皮なめし紹介動画はジオグラフィックが制作したもので「皮なめしを調べたい!」
と検索したら目にすることが多い動画だと思います。
これも今考えるとフェズの皮なめし工場っぽいですな。
モロッコはフランスの製本技術「ルリユール」で使われる「モロッコ革」で有名です。
一度本のアトリエEIKOさんで触らせてもらいましたが、モロッコ革は
ヤギから作られていますが、この動画で鞣されているのもちょうどヤギっぽいですな。
モロッコはフランスの植民地でした。
植民地で行われたヤギの鞣し革が海をわたってフランスにまで送り届けられ
それがルリユールとして製本にされたんでしょうな。
ではフランスで革鞣しをおこなっていなかったかというとそんなことはありません。
映画「パフューム ある人殺しの物語」の中で1700年台のフランスにおける皮なめしの
風景を見ることができます。これも見たら面白いです。
フェズの街の映像資料ではモカシン作りがちょろりと紹介されています。
●ラクダの解体場
ケニアのラクダ解体17分。
朝から解体をはじめてラクダを潰して店頭に肉として並ぶ工程が遠慮なく見れる。
さすが民俗学だけあって屠殺シーンから解体シーンまで余すことなく見せてくれる。
皮を剥がすシーンで「あぁ、吟面の下には脂があるんだなぁ」というのを実感させてくれる。
後半ちょっとだけ皮乾燥の風景を見ることができる。
●アガデスのぞうり作り
1977年撮影。アフリカ ニジェール、アガデスという都市で作られる草履製法。
都市アガデスにおける皮なめしの映像も見ることができる。
この映像ではなめし、シェービング(毛とり)やアカシア(ミモザ)の実によるタンニンなめし映像などが見られます。
あぁ、アカシアってタンニンが豊富に含まれているから今でもタンニンなめしの世界で使われているんだったな、と思い出させてくれます。
川村通商(株)植物タンニン輸入
靴の製法も草履、とのことですが手間暇かかった作り方をしています。
将来世紀末になった世界ででも革で何かをつくって生きていきたい、という人は見て損のない映像ですな。
この他にも「鎧職人の国」やら「手織り絨毯」やらを見てしまい閉館時間間近になってしまい、慌てて実際の資料の写真を撮りにいきました。
to be continued
みんぱくの映像資料は下記でタイトルを見ることができます。
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