革育のお仕事をしてきました。
今年の革育では
「NPO法人 コドモ・ワカモノ まちingさんの移動式子ども基地プロジェクトにおいて革素材を取り扱ってもらい、子供たちに革に触れてもらう」というのが手法となっています。
そのためにもNPO法人コドモ・ワカモノ まちingさんの主要構成員であるボランティアの大学生さんたちに革を知ってもらうためにも講義に行きました

(いつものことながら写真を撮るのが私ですので私自身は写っていません。)
上記写真中央がNPO法人コドモ・ワカモノ まちing主宰の星野氏。
このようにざらっとハギレ河を前に革の成り立ち、漢字の説明から
革素材がどういう種類があるか、メリットデメリット、子供たちにどういう点を
知ってもらいたいかなどを解説しました。
まぁ1時間程度しか時間がなく、さらには技術の説明までも入るので時間など足りるか、とも
思います。(~_~;)
(準備時間ありでフルにしゃべれ、と言われたら多分動画と写真見せつつ2時間は余裕ですが、
聞いている人の半分を置き去りにする自信がありますワ)
それでも大学生の皆さんに革に興味もってもらえた、とは思います。
その後会場を替えてハギレ革を元に大学生さんに色々と作ってもらいます。

NPO法人 コドモ・ワカモノまちingさんは下記が団体の目的として定められています。
●子ども・若者の居場所づくり
まちに子ども・若者の居場所をつくる。活動を点から線、線から面に広げ、まちとの継続的な関わりの
中で、単なる空間から愛着がわき、自分たちの居場所になっていく。
●まちのコミュニティづくり
さまざまな人とのふれあいを通じて、まちと共に生きる意識を生む。また、子ども・若者をきっかけに
さまざまな垣根を越えて交流・協働することでまちのコミュニティのきっかけをつくる。
●まちの担い手を育む
子ども・若者がまちを舞台に自ら課題を見つけ、アクションすることで「このまちに住みたい!このまち
にずっと関わりたい」という人を育てる。子ども・若者の夢・希望の芽を育む。
(後略)
移動式子ども基地プロジェクトでは「車に様々な素材を詰め込んでそれを使って子供たちに色々と造形をしてもらう」場を提供します。
ですが、その際に「子供たちだけ楽しんでもらう」のではなく、ボランティアである大学生=まちの担い手に育ってもらいたい、というのも重要なコンセプトとなっています。
子供・若者双方を共に育むのが重要、というわけで。

ハギレ革で大学生さんに色々作ってもらいますが、それははさみでざっくりと切って
ポンチで穴を開けざっくりと縫ったり貼り付けたりするものです。

技術的に高いものを作る、というのではなくとりあえず触ってもらい革に対しての
ハードルを下げる。
「革ってこんなに簡単なんだ」と知ってもらうのが革育の今年のアプローチなのかな、とも
思いました。
とりあえず子供たちが革を触り笑ってもらえたらいいな、と思います。
移動式子ども基地プロジェクトは今週末25日土曜日に東京渋谷のNHK放送センターで
行われる防災パークに参上します。
防災パーク2012:イベント:NHKプロモーション
お子さん連れの方は是非いってみてくださいな☆
革育〜革を学ぼう!革で遊ぼう〜 kids' leather programs
タグ:革育