前回に引き続きお客さんが作られたブーツを撮らせて頂きました!
(あつかましくてすみません・・・・)

だってクロムエクセルのブーツなんですもん・・・・

色々なブーツの特徴を合体させたオリジナルの仕様なので、普通のブーツとひと味違います。
「今までに見たことの無いようなブーツを作りたいんです。だから木型からオリジナルで製作しているんです。チャッカーっぽいけれど、ストラップが付いていて、ゆくゆくはつま先にスチールを入れてエンジニアっぽい味付けも入れようと思っています」
厚みはどのくらいで作ったんですか??
「元厚の2.3mmです。」
オイルがとてもきつい革ですけど作りにくかったりしませんでした??
「特に気にはなりませんでした、」
ただ裏張りの革によってはオイルが染みてくる可能性はありますよね。
「それよりも表面にキズが入りやすい印象がありますね。ワークブーツとかだと味が出やすくて逆に良いですけどね」
あとこれだけの油分が含まれていると撥水効果も期待できますね!

そういえばこのブーツって名前あるんですか??
「・・・・僕がチョッパーに乗っているからチョッパーブーツ!!
バイク(52FL PANHEAD)にピッタリでしょ!?これからどんどん育てていきますよ~」
と、颯爽と愛車にまたがって走り去って行かれました。
ちなみに「チョッパー」とは(ハーレーなどの)アメリカンバイクのカスタムのスタイルのこと。
チョッパーの語源は「チョップ=ぶった切る」
つまりノーマルの部品をぶった切って作った(!)オートバイのことを指すんだそうです。
乗馬をする時のスタイルは「ジョッパースタイル(ブーツ)」こちらはJodhpur”なる言葉ですが、イギリスの陸軍武官が、インド北西部にある都市の名からきているとのこと。
てっきりチョッパー(chopper)=ジョッパー(Jodhpur)かと思っていました・・・・
バイク乗りのみなさんすみません(m m)
クロムエクセルは通常の何倍も時間をかけ、じっくりと油脂を染み込ませる事によってその独特な風合を持った革です。
オイル移りのリスクはありますが、それを忘れさせて(許せて?)しまう程の”重量感”と”質感”が特徴の革です。
こういったしっかりめのワークブーツを製作すると1番しっくりくるのかもしれませんね!
フェニックスでは通常3色展開で販売しています。
カット売り(半分のみ)もできますので、ちょっと試してみたい・・という方は是非ご利用下さい。
お求めはフェニックスのネットショップで。