製本用の漉きなどもやります。(ものすごく心臓に痛いですがな!)
製本用の漉きの話をしてみよう: レザークラフト・フェニックス

先日店頭に服飾専門学校の生徒さんがやってきていて。
「漉きの道具ってあります?」
そりゃスカイパーなりありますが、、
Pedi - レザークラフトフェニックス
スーパースカイパー - レザークラフトフェニックス
まさか服を作る革パーツの漉きをこれでやるつもりか?
「そうですよ〜」
そうか、、、
学校に漉き機ってあるの?
「ありませんよ。
この道具じゃ出来ないんですか?」
できなくは、、、なくはないけど、ものすごく手間がかかってきれいには仕上がらないよ。
どれくらいパーツ数あるの?
「んと、最長で80cm部分を1cmの幅でナナメ漉きです。
それをあわせて30個ほど」
よし、絶対にきれいに出来ないから諦めて私にお金払いなさい(-_-;)
漉き箇所が多いからその分まとめ漉き扱いしてお金安くしてあげるから。
ただし!1箇所1箇所にきちんと指示を書いておくれ。
1 漉き幅
2 漉き厚さ…ナナメ漉きなら先端の厚みを何ミリにしたいのか
それさえ書いてくれたらやっといてあげるから

服用の場合は革質がちょっと特殊な物が多かったり型押しも多く、パーツ自体も大きいので気を使います。
あとパーツがでかいので時間もかかります。

まぁ、これできれいに出来上がり
「マァ、先輩の作った革のジャケット、かっこいい!来年は私も革をツカウワ!」
となれば革業界の発展に一役かえる、ということで。
革のヘリ漉きは1箇所40円ほどで行いますのでまたご相談くださいな。
タグ:漉き