こんにちは、よしかわです。
お盆休み明けでバタバタしてます。
前回の『スタッフのベルトを撮ってみました』の答え合わせです。
前回の記事をお読みでない方は、是非一度読んでみて下さい。

答え合わせの前に…
<余談>
この前の日曜日に、遠方よりご来店して頂いたお客様に、
「ブログ見て、ベルト作ってみる気になったよ」って!
奥様へのプレゼント用とご自身用ですって!
めっっっちゃテンション上がりました!w
それではっ!!
@

こちらは、高嶋のベルトでした。【7年使用】
ベルト革は、昔フェニックスで扱っていたベンズから裁断したもので、
うちの社長が「オイル事業部やー!!」って言って、
オイルにベルトを漬け込んでオリジナルのベルトを作ってたんですけど、
あまりにもオイルが染み出て来るので、ほぼ売り物にならず、
社内でも「オイル事業部」はNGワードになっていたのですが…
その頃まだお客様だった高嶋がどうやら買ってたみたいです。。。
7年以上経つのにオイル感ハンパないです。
バックルは、D-44 B です。
値段の割りにボリュームがあり、フェニックスでも人気のバックルです。
A

こちらは、森本のベルトでした。【3ヶ月使用】
ベルト革は、オイルヌメ4mm厚ベルト チョコ 35mm幅 です。
“ベルト穴がひとつ!!”という、遊びができるのも自作ならではですね。
ウエストサイズが変われば穴を開ければいいだけですw
バックルは、クイックリリースバックル です。
通称“ファイヤーマンバックル”と言って、
英国の消防車の消火ホースを固定しているベルトから来たデザインみたいです。
ズボンを下ろすのに、1分1秒を争った経験はありませんか??
B

こちらは、吉川のベルトでした。【1年使用】
ベルト革は、オイルヌメ4mm厚ベルト ブラウン 35mm幅です。
通常のベルトを完成させてから、水に浸け、揉み洗いして、
乾かして、最後にオイルを入れています。これを“製品洗い”と言います。
USED感やヴィンテージ感を出したい時に使われる加工ですが、
革によって仕上がりが異なりますので、
切れ端などで試してからをお勧めします。
バックルは、405-35 B です。
シンプルで、飽きの来ない、コストパフォーマンスに優れたバックルです。
C

こちらは、社長のベルトでした。【6ヶ月使用】
ベルト革は、昭南多脂ベンズ ベルト ナチュラルです。
最近、ベルト用に裁断して販売を始めました。
ネットショップにも取り急ぎ掲載しましたが、画像は近日中に追ってアップします。
フェニックスが自信を持ってお勧めするベルト革です!
「これ、一生使えるんちゃうか…」と思わせる質実剛健のベルトを作るなら、間違いなくコレです。
バックルは、PH 40 です。
ただ今、sale中ですよ〜!!
D

こちらは、ブログでお馴染み村木のベルトでした。【6年使用】
ベルト革は、ベンズ ベルト 黒(顔料染め)の前身となるものです。
※仕様変更を経ていますので、現行品とは若干異なります。
ちなみに、去年ぐらいから「茶芯」という言葉を使う人が増えたように思いますが、
黒いエンジニアブーツなんかで、つま先部分が剥げてきた時に、
芯通し染めになっていなければ、茶色が出てきてカッコイイ♪ というものです。
皮革業界では、「オカ染め」と言っています。
長くなってしまいましたが、
このベルトが、その「茶芯」であり「オカ染め」の革ということです。
バックルは、まだネットショップに掲載できていないようです。
アップできたら、追記します。ごめんなさい。
待ち切れない方は、メールでご注文下さい。
E

こちらは、徳本のベルトでした。【5年使用】
Phoenixオリジナルレザーのソフトヌメ BRNで作っています。
ソフトヌメを仕上がり幅の2倍の幅で裁断し、折り重ねて芯を入れて縫っています。
コンチョやカシメなどを付けることでアクセントになり、オリジナリティが出ますね。
カッコいい!
リングベルトを作るときは、
着用したとき固定部分のリングを通った剣先(ベルトエンド)が裏返しになるので、
そこをどうするかがポイントですね。巷に溢れる既製品を参考にしてみて下さい。
リングはこちら。
リングベルトに最適な「リング? Dカン?」みたいなのも、
ネットショップに掲載できていないので、アップしますね。
いかがでしたか?
楽しんで頂けたでしょうか??
スタッフの顔も登場させたかったのですが、
お盆休み明けのバタバタで、ここまでがやっとでした。。。スミマセン
次の機会には用意したいと思いますので、
楽しみにしておいて下さい。