皮はもちろん角・毛・更にはコラーゲンゼラチンからは膠(ニカワ)を取ります。
この膠は日本画で特に使われます。
で。
札幌大谷大学でこの膠に関する講演が行われます。
講演の中には皮革も含まれますのでお近くの方は是非行ってみてください。
これまであまり知られることのなかった膠の製造方法や品質についてのさまざまな検証や研究が全国的に始まってきています。
本研究会では伝統的な膠の製造方法の紹介やエゾ鹿を使った新たな膠について提案するとともに、意見交換を通し膠の未来について考えたいと思います。

公開研究会「膠(にかわ)の未来を考える」のご案内 | トピックス | 札幌大谷大学・札幌大谷大学短期大学部
「膠の未来を考える」nikawa1024.jpg
【開催日】
2013年12月7日(土) 14:00〜16:00
【会場】
札幌大谷大学内
(視聴覚室及び実技多目的室予定)
【参加費・定員】
無料 70名
チラシのPDFはこちら
【プログラム】
・第1部 講演「動物皮の利用 膠・ゼラチンと革」
講師 農学博士 日本皮革技術協会 竹之内 一昭 氏
・第2部 姫路市高木地区における伝統的膠製造レポート
講師 芸術学部美術学科 准教授 平向 功一
内容 川晒しという方法を使った脱毛や膠ができるまでの工程を映像を交えながらレポートします。
・第3部 エゾ鹿を活用した膠の製造
講師 芸術学部美術学科 准教授 平向 功一
内容 北海道におけるエゾ鹿による被害は甚大で、駆除した後の有効利用が模索されています。
札幌大谷大学では、エゾ鹿の原皮から膠を製造する研究をすすめています。
第3部ではエゾ膠について紹介します。